相続税とは、財産を相続した際にかかる税金のことを指します。対象となる財産には、預貯金などの金融資産、建物や土地といった不動産、株式、家財道具、車、骨とう品、美術品などがあります。
また、慰謝料請求・損害賠償金の権利や債務の借金も相続対象となり、相続税を計算する際には総合して考える必要があります。
相続税は相続した遺産のすべてに発生するわけではありません。そのため、相続した財産の額が基礎控除額より少ない場合、相続税は支払う必要がないのです。
基礎控除額というのは、3,000万円と600万円に法定相続人数を掛けプラスしたものです。例えば、配偶者1名と子供2人が法定相続人となる場合は、3,000万円＋（600万円×法廷相続の人数3名）＝4,800万円が基礎控除額となります。もし、相続した財産が4,800万円以下であれば相続税を支払う必要はありません。
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